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司法書士への華麗なる転身

司法書士といえば法律系の中では難関国家資格として有名ですが、実は宅建からのステップアップが目指しやすいライセンスでもあります。

実際に、宅建士から転身し、年収アップを図るケースは多々見受けられます。

宅建受験でつけた勉強癖とベースとなる基礎知識をもとに、十分に合格できる資格であると言えるでしょう。

司法書士の主要科目は、「民法」「不動産登記法」「商法・会社法」「商業登記法」の4科目です。このうち、宅建では民法と不動産登記法をしっかりと学ぶことになるので、宅建士の場合、一般的な受験生よりも2科目分のアドバンテージがあることになります。

これは、問題数でいえば全体の約5割が重複する範囲であり、意外にも大部分を占めます。

一般的に「かなり難しい」と思われている司法書士ですが、宅建受験を経ておくことでぐんと攻略しやすくなるというわけなんです。

また、司法書士として活躍する際にも、宅建で得た知識はかなり有益です。例えば、不動産登記に携わる際、宅建の主要業務となる不動産取引に関するノウハウは必ず求められます。

たとえ司法書士資格だけを持っていても、不動産登記の現場で必要書類の読み込みが出来なければ、それはプロとは言えません。

よって、宅建士として業務経験のある司法書士というのは、実務の現場ではかなり重宝されるのではないでしょうか。司法書士と宅建士の年収を比較すれば、多くの場合司法書士としての収入の方が高額となりますから、宅建一本で仕事するよりも有利であることは言うまでもありません。

「宅建だけでは高収入は望めない」と不安な方は、ぜひ司法書士への転身も視野に入れ、関連法令の学習をスタートさせてみてはいかがでしょうか?

ベースは備わっているわけですから、頑張り次第では意外とスムーズにダブルライセンスで活躍できる日が来るかもしれません。

宅建士で独立したら年収は増える?

宅建の独立開業、不動産持ちなら断然強い!

宅建士は、会社勤めの他、独立開業も目指せる資格です。実際に年収やキャリアのために、ある程度実務経験を積んだ後に独立するケースもあります。

ところで、“独立開業”というとリスクが高く、危険な橋であるように感じられがちですが、実際のところはどうなんでしょうか?

ここでは、宅建士資格を手に独立した人の年収や実務の状況について、事例を元に検証してみることにいたしましょう。

ケース1 キャリアを積み、意気揚々に独立開業するも失敗・・・

宅建士の独立開業の例の王道といえば、不動産業界で経験を積み、さらなる年収増、チャレンジを目指して独り立ちするケースでしょう。

だいたい20年ほど業界に身を置き、ノウハウを学び、営業である程度結果を出せるようになってきた頃に、「自分も一人で頑張れるのではないか」と思い始めるようになります。年齢としては40代後半から50代あたりでしょうか、長年勤めてきた会社を早期退職し、これまでの蓄えと退職金を元手にビジネスをスタートします。

ところが、意気揚々と開業したにもかかわらず、一向に稼げるようにならない。むしろ、経費という名目で資金だけがどんどんかさんでいく状態・・・。業界内でキャリアを積み、実績を出してきたにもかかわらず、夢の独立開業が失敗に終わるケースは後を絶ちません。

なぜこのようなことが起こるのかと言えば、一言で言えば「過信」です。

これまでの実績は、すべて会社の名前があってこその成果だったのです、悲しいことに、独立して“会社”という看板が取り去られた途端、人も依頼も去って行くのがオチ。

また、すでにどこの地域でも老舗の不動産業者がいますから、新規参入は容易ではないでしょう。ここで何とか踏ん張れればよいのでしょうが、現実はなかなか難しいケースが多いようです。

この場合、宅建士として独立開業したにもかかわらず、年収増はおろか、会社勤めへの逆戻り(一度退職をしているので、当然待遇は下がる)を余儀なくされるというのが典型的な例であると言えます。

ケース2 自己の投資物件を自分で管理する形態で成功!

一方、宅建士として独立して順調に年収を高めていけるケースとしては、「自己、もしくは家族の不動産を自分で管理し、賃貸経営ができる場合」というのが王道です。

もちろん、物件は一つだけではなく、できるだけ多い方がビジネスとしての展開が見込めます。会社員時代には、どうしても収入に上限がありますが、自身で事業をするとなれば可能性は無限大。夢が広がりますね。

ただし、こうした成功例については、代々地主としてその地域の土地を仕切っているような特殊な家柄でない限り、実現は難しいと言えるでしょう。

このように、宅建士として独立し、成功して年収を上げられるケースはごく稀であると言えます。夢を壊してしまうお話だったかもしれませんが、参考になりましたら幸いです。